このたび、初の試みといたしまして、リラクゼーションセミナー(RS)を
開催いたします。
下記をよくお読みいただいたうえで、ぜひご参加ください。
◆日 時: 10月27日(金)17:30~18:20
◆会 場: RS1/第6会場、RS2/第7会場
◆募集人数: 各60名(抽選方式)
※抽選券は、各先着150名様(お一人様1枚)に配布いたします。
① 10月27日(金)8:00から12:00までに、学会場で抽選にてお申込みください。
② 当選後のキャンセルはできません。キャンセルの可能性がある場合はお申込みをお控えください。
③ 両セミナーにお申込みいただくことは、出来ません。
④ 当日の16:30頃までに抽選結果を会場にてアナウンスいたします。
日本でウイスキーが造られるようになって未だ100年にいたっておりませんが、その品質は世界最高クラスの評価を受けており、海外のウイスキーファンたちの大きな注目を集めております。ウイスキーを一般的に定義するならば、『穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜を行い、木製の樽で貯蔵熟成させた酒』となります。世界にはその地の気候風土や食文化に深く根ざした数多の蒸留酒が存在しますが、ウイスキーならではの魅力、美味しさの由来は熟成とブレンドにあるといっても過言ではないでしょう。この樽で10年、20年、時には30年以上も寝かせることにより、即ち、時間をかけることで初めて生み出される複雑で芳醇な味わいこそ、ウイスキーの最大の魅力です。
近年、ウイスキー中に存在する樽由来のポリフェノールから、様々な効用を持つ成分が知られるようになりました。ウイスキーという言葉の語源をたどるとAQUA VITAE(命の水)に行き当たります。人々が熟成したウイスキーの美味さに惹かれるのは当然のことながら、同時にポリフェノールのもつ様々な効用を無意識のうちに求めているのかもしれません。熟成のピークに達した原酒をブレンドすることで多彩なウイスキーが生まれます。一樽ごと異なる香味を持った原酒から全く新しい個性、美味さをつくり出すのがブレンドです。
本講演では原酒の試飲も含め、ウイスキーならではの魅力や不思議を紹介するとともに、世界的評価を獲得するに至った日本のウイスキーづくりについて紹介します。
ビールの中でも、食通のアルコール飲料愛好者や若者たちを魅了し、最近になり人気が高まっているクラフトビールとは、ビール職人の磨き上げられた技術とこだわりによりつくられた、高品質で個性的なビールです。手工芸品(=クラフト)にたとえてこのように呼ぶようになったのが始まりとされていますが、最近では大手メーカーが手掛ける商品や取組みも見られ、ますます注目を集めています。そもそもビールは、発酵方法の違いや使用する原料によって様々なスタイルがあり、クラフトビールはその多様なスタイルを体験できることが人気の背景ともなっています。
多様なクラフトビールの香りや味に大きな影響を与える大切な原料が、ビールの魂と言われる「ホップ」です。ここ最近柑橘類や南国系のフルーツのような香りの特徴を持つ様々なホップが世界各地で開発されたことにより、クラフトビールの人気が広まったと言っても過言ではありません。
さらに医学との関わりのなかで、このようなホップの新たな可能性を引き出す研究も新たに行っています。そして、ホップ由来の成分が、血糖値の上昇抑制、体脂肪低減効果、認知症予防効果など多彩な健康機能性を示すことを明らかにしてきています。
今回のセミナーでは、キリンビール(株)のマスターブルワーである田山智広により、クラフトビールの魅力とホップの効能についてご説明するとともに、キリンビールが製造するクラフトビールもお楽しみいただければと思います。
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